この作家のロングセラー“隠し剣”シリーズ第二弾。気難しい読者をこれほど愉しませた時代小説は稀れである。剣の遣い手はさらに多彩に。薄禄の呑んだくれ藩士のくぐもった悲哀を描く「酒乱剣石割り」、醜男にもそれなりの女難ありと語る「女難剣雷切り」など、粋な筆致の中に深い余韻を残す名品九篇を収載。剣客小説の金字塔。
武士の一分の原作を含む短編集。不条理感がないので安心して読める。☆☆☆☆。
いつも読んでいただいてありがとうございます。

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武士の一分の原作を含む短編集。不条理感がないので安心して読める。☆☆☆☆。
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