最近J-SPORTSでジロの再放送を無料でやってたので、録画してみています。ジロは初めて見ましたが、山岳コースに入ってから、まるで日本みたいな森の中の細い道をガンガン走っているのでビックリ。斜度が20度とか聞いてまたまたビックリ。ツールは華やかだし、道幅も広いですが、ジロはジロで味わい深いものがありますね。私が最近よく行っている養老渓谷辺りの山道みたいで嬉しいです。
そして選手たちがまた、上り坂でも脚をクルクル回しているがまた良いイメージを与えてくれます。自分も山道に行ったときにあんなピッチで回せるといいな、なんて思いながら見ています。先週末に山道に行ったときも、この映像をイメージしながら走りました。それにしても、みんなすごい持久力です。

持久力については、色々とサイトを調べたりして頭が整理できてきました。
持久力は大きく二つに分かれます。一つは心肺機能です。外部から酸素を効率的に取り込むこと、その酸素が含まれた血液を体内に効率的に循環させること、の組合せです。もう一つは筋持久力です。これは無酸素運動にならないレベルの負荷でどのくらい長く筋肉を動かし続けられるか、という尺度です。(もしかすると運ばれてきた酸素を効率的にエネルギーに換えることも含まれているかもしれません。ここはもう少し研究が必要です)

心肺機能が強くなれば、負荷が掛かっても心拍数が上がらないように思えます。一方で筋持久力が低いと、いくら酸素を送り込んでもそれを筋肉が使い切ることができません。その場合血中の酸素濃度が下がらないので、心拍数も下がっていきます。逆に筋持久力が高く高負荷運動を長時間続けられれば、心拍数は高止まりします。
私は以前マラソンをやっていましたが、マラソンくらいの距離になると心肺機能よりも筋持久力のほうが先に限界にきます。心拍数はある程度の高さにはなりますが少なくとも呼吸が苦しいということはないです。これが10km走くらいだと、脚がそれなりに回り続け肺も苦しいという状況が出てきます。
自転車でも、脚の筋持久力がもたないため心拍数が十分に上がらない、という状態が起こります。まだあまり試せていませんが、50km、100kmだと心拍数は余りあがりません。多分10kmくらいを頑張ってハイペースで走って、心拍数はようやく上がるんだと思います。平地だとそんなもんだと思います。
なので今の重点項目は、筋持久力をいかに高めるかです。これにはペース走しかないような気がします。とりあえず先々週やった30kmトライアルや100kmペース走を平地でしっかりやってから、また山に行こうかな。

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